賃貸経営において節税にメリットのある経費としては、リフォーム費用の使い方があげられます。
リフォーム費用については大きく分けて、【修繕費】・【資本支出】の2つに分類されます。2つとも経費としては認められますが申告の取り扱いが異なりますので注意が必要です。
では、どのように違うのか?簡単に説明しますと、
【修繕費】
適用条件・・・20万未満の工事(例えば、入退居の現状回復工事・老朽化による設備交換など・・・)計上
方法・・・その年の必要経費として計上。
【資本支出】
適用条件・・・リフォームにより資産価値が上がる場合。(例えば、外装塗装・室内のリニューアル等・・・)計上
方法・・・減価償却によって複数年にわたり計上。
この二つを上手に使い分けることで、建物の維持管理と収益を確保しながら節税対策にもなります。 |